妊娠中のママさんへ
大切なのはお腹にいる内からの予防です
妊娠中は虫歯や歯周病のリスクがある上に、他にも気に掛けることが多くあることから、これらの初期症状に気づきにくいものです。つわりがおさまる4~5か月頃に歯科検診を受けて、比較的体調が安定している間に必要な歯科治療を済ませておくようにしましょう。
妊娠中の体の変化
STEP01
妊娠初期
(0〜15週/0〜4ヶ月)
- 胎児の形成が起きる
- 基礎体温の高温状態が続く
- お腹が張ったり腰が重く感じる
- 吐き気などつわり症状が始まる
- 尿の回数が増える
- 精神的に不安定になる
STEP02
妊娠中期
(16〜27週/5〜7ヶ月)安定期
※歯科治療を行える時期
- 尿の回数が多くなる
- 便秘になりやすい
- 乳房や下腹部が張る
- 体重が増える
STEP03
妊娠後期
(28〜39週/8〜10ヶ月)
- 胎動が激しくなる
- 食欲が出てくる
- 足の付け根が痛み、攣ることがある
- お腹の膨らみがわかり始める
お体の状況に合わせた治療を行います
エックス線撮影や治療時の麻酔など、おなかの赤ちゃんのことを考えると心配になることもあると思います。レントゲンの放射量は微量ですし、麻酔は局所麻酔なので使用量もわずかですから、いずれも気にされる必要はないのですが、不安が大きい場合は遠慮なく仰ってください。